Azure File Syncその2(Azure VM ADでのドメイン参加)【Azureを使いこなしたい! 5】

PHOTOGRAPHY ADVICE I GIVE EVERY TIME 0. 目次 【今回の内容】 今回は 、前回作成したAzure File Sync用サーバーとクライアントPCをActive Directory(AD)サーバーにドメイン参加させて、クライアントPCからファイル共有へのアクセスを確認したいと思います。具体的には、Azure File Sync用サーバーのファイル共有へのアクセスと、Azure Filesのファイル共有へのアクセスを確認します。 といっても、今回の手順では、全てAzure 仮想マシン(VM)に、オンプレミスのサーバーやクライアントPCの代替となってもらいます。Azure ADとは同期していない状態です。 Azure VMでのAD構築とドメイン参加は、オンプレミスと異なる点があるので注意が必要です。 【前提事項】 ・Azure Filesを構築していること。 ・以下のAzure VMを構築していること。 クライアントPC 1台(今回はWindows 10を用いました) Azure File Sync用サーバー 1台(今回はWindows Server2019を用いました) 1.Azure VMでのActive Directoryの構築 ・AD用の データベース、ログ、 sysvol フォルダーを格納するために、新しく仮想データ ディスクを用意する必要があります。 ・Azure PortalにてAzure VM ADのプライベートIPの固定化を行い、仮想ネットワークのDNSサーバーをそのIPアドレスに変更します。 ・Azure

Azure File Syncその2(Azure VM ADでのドメイン参加)【Azureを使いこなしたい! 5】2022-12-23T16:31:35+09:00

Azure Backup サービス Recovery Services コンテナー【Azureを使いこなしたい! 3】

PHOTOGRAPHY ADVICE I GIVE EVERY TIME 0. 目次 【今回の内容】 今回は Microsoft Azureにて、ファイル共有のバックアップを作成します。 オンプレミスでは、NASを用意したり、ソフトウェアをインストールしてバックアップサーバーの役割を持たせたWindows serverを構築したりして、その後、ファイル共有を保護するためのバックアップの設定をします。そして、ファイル共有のバックアップが出来るようになります。 しかし、Microsoft Azureでは、Recovery Services コンテナーを構築し、保護したいAzureファイル共有を設定することで、ファイル共有のバックアップが出来るようになります。(またもや、バックアップサーバーが不要なのです!) 前回のAzure Filesにて、スナップショットは手動でデータの保護の設定を行いましたが、今回のRecovery Services コンテナーによるバックアップは、任意の日時で自動的にデータの保護が行われます。また、手動でデータの保護を行うことも可能です。復元は全てのデータだけでなく、一部のデータのみ選択することも出来て便利です。 AzureでのRecovery Services コンテナーはPaaSに分類されます。 PaaS: Platform as a Service 【前提事項】 ・Azure Filesを構築していること。 ・クライアントPC用として、Azure VMを構築していること。(今回はWindows 10を用いました) 1.Recovery Services コンテナーの構築 1-1.Recovery Services コンテナーの作成 (1)<1>Azure Portalの検索バーに[バックアップセンター]と入力します。 → <2>[バックアップセンター]をクリックします。 (2)[コンテナー]をクリックします。 (3)<1>デフォルトのままです。 → <2>[続行]をクリックします。

Azure Backup サービス Recovery Services コンテナー【Azureを使いこなしたい! 3】2022-12-23T16:32:38+09:00

Azure Files【Azureを使いこなしたい! 2】

PHOTOGRAPHY ADVICE I GIVE EVERY TIME 0. 目次 【今回の内容】 今回は Microsoft Azureにて、ファイル共有を作成します。 オンプレミスでは、NASファイルサーバーを用意したり、ファイルサーバーの役割を持たせたWindows serverなどを構築したりして、その後、サーバーマネージャーやファイルのプロパティにてファイル共有を作成します。そして、クライアントがファイル共有に接続出来るようになります。 しかし、Microsoft Azureでは、ストレージアカウントを作成し、ストレージアカウント内のAzure filesにてファイル共有とクライアントへの接続を設定するだけで、クライアントはファイル共有内のデータに接続出来るようになります。(なんと、ファイルサーバーが不要なのです!) AzureでのAzure filesはPaaSに分類されます。 PaaS: Platform as a Service 【前提事項】 ・クライアントPC用として、Azure VMを構築していること。(今回はWindows 10を用いました) 1.Azure Filesの構築 1-1.ストレージアカウントのデプロイ (1)<1>Azure Portalの[ポータルメニュー]を展開します。 → <2>[リソースの作成]をクリックします。 (2)ストレージアカウントの[作成]をクリックします。 (3)<1>[サブスクリプション]、[地域]を選択します。[リソースグループ]を選択または新規作成します。[ストレージアカウント名]を入力します。 <2>デフォルトのままです。 → <3>[冗長性]を選択します。 → <4>[次へ:詳細設定>]をクリックします。 ※今回は検証のため、最低限(安価)の設定[Standard]、[ローカル冗長ストレージ(LRS)]としました。 (4)※今回は検証のため、デフォルトのままとしました。状況に応じて変更してください。 <1>[クロステナントレプリケーションを許可する]のチェックを外します。※1 → <2>[アクセス層]を選択します。※2 → <3>[次へ:ネットワーク>]をクリックします。 ※1  今回の検証では、Active Directoryを使用しないためチェックを外しました。 ※2 この設定は「既定値」です。 個々のBLOB に対して異なる設定が出来ます。 (5)デフォルトのままです。 → [次へ:データ保護>]をクリックします。

Azure Files【Azureを使いこなしたい! 2】2022-12-23T16:32:19+09:00

仮想マシン Windows 10【Azureを使いこなしたい! 1】

PHOTOGRAPHY ADVICE I GIVE EVERY TIME 0. 目次 タイトルが個人の願望になってしまいましたが…。ついに、てっこもクラウドに挑戦します! これから、Microsoft社のクラウド「Microsoft Azure 」での様々な操作手順について記載していきたいと思います。 【今回の内容】 今回は、Microsoft Azure Portalにて仮想マシン Windows 10の構築を行います。まず、仮想マシンの各種の設定をし、デプロイを行います。 ブラウザ上のAzure Portalで設定を行うだけで、CPU、メモリ、ハード ドライブ、ネットワーク インターフェイスなどのインフラが整った仮想マシンが作成されつつ、OSのインストールから初期設定まで完了してくれます。一気に箱と中身が作られるイメージです。vSphereで仮想マシンを作成したときとは異なりますよね。 そのため、デプロイ後の仮想マシン内での初期設定は、日本語設定に変える程度で済みます。(しかし、意外と日本語設定にする箇所が多く、Windows OSのセットアップ画面の言語設定の有難さを実感しました…) Azureでの仮想マシン構築はIaaSに分類されます。 IaaS : Infrastructure as a Service 1.仮想マシン Windows 10 の構築(Microsoft Azure) 1-1. Azure Portalへのサインイン (1)ブラウザからMicrosoft Azure Portal(https://portal.azure.com/)にアクセスします。 → <1>[アカウント名]を入力します。 → <2>[次へ]をクリックします。 ※アカウント名は、[メールアドレス]、[電話番号]、[Skype]のいずれかを入力します。 (2)<1>[パスワード]を入力します。 → <2>[サインイン]をクリックします。 (3)[はい]をクリックします。 ※今回は、個人のPCを使用しているので[はい]を選択しました。状況に応じてどちらか選択してください。

仮想マシン Windows 10【Azureを使いこなしたい! 1】2023-12-18T12:00:46+09:00

目指せ!WSFC構築 番外編 ~仮想マシン構築 Windows10~

PHOTOGRAPHY ADVICE I GIVE EVERY TIME 0. 目次 【今回の内容】 今回のWSFCのフェールオーバーの動作や、共有ファイルの確認にClient PCを用います。 今回のClient PCのOSは「Windows 10」とします。 Windows ServerとWindowsでは設定が異なる部分があるため、こちらでは、「VMware vSphereを用いたWindows 10の仮想マシンの構築手順」を記載します。 1. 仮想マシン Windows 10 の構築(VMware ESXi vSphere Client) 1-1. vSphere Client (v6.7.0)での仮想マシン作成 (1)ブラウザのURL欄にvCenter Serverのホスト名を入力しvSphere Clientにアクセスします。 → [詳細設定]をクリックします。 (2)[URLにアクセスする(安全ではありません)]をクリックします。 (3)[VSPHERE CLIENT(HTML5)の起動]をクリックします。 (4)<1>[vmware-cip-launcherを開く]をクリックします。 → <2>ユーザー名、パスワードを入力します。 → <3>[ログイン]をクリックします。 (5)インベントリ オブジェクト(データセンター・フォルダ・クラスタ・リソース プール・ホストなど)を右クリックし、[新規仮想マシン]をクリックします。 (6)<1>[新規仮想マシンの作成]を選択します。 → <2>[NEXT]をクリックします。 (7)<1>[仮想マシン名]を入力します。 → <2>デフォルトのままです。 → <3>[NEXT]をクリックします。 ※仮想マシン名は、NetBIOS名を考慮して、半角英数字15文字以内を推奨します。

目指せ!WSFC構築 番外編 ~仮想マシン構築 Windows10~2022-05-09T13:00:33+09:00
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