仮想マシン Windows 10【Azureを使いこなしたい! 1】

PHOTOGRAPHY ADVICE I GIVE EVERY TIME 0. 目次 タイトルが個人の願望になってしまいましたが…。ついに、てっこもクラウドに挑戦します! これから、Microsoft社のクラウド「Microsoft Azure 」での様々な操作手順について記載していきたいと思います。 【今回の内容】 今回は、Microsoft Azure Portalにて仮想マシン Windows 10の構築を行います。まず、仮想マシンの各種の設定をし、デプロイを行います。 ブラウザ上のAzure Portalで設定を行うだけで、CPU、メモリ、ハード ドライブ、ネットワーク インターフェイスなどのインフラが整った仮想マシンが作成されつつ、OSのインストールから初期設定まで完了してくれます。一気に箱と中身が作られるイメージです。vSphereで仮想マシンを作成したときとは異なりますよね。 そのため、デプロイ後の仮想マシン内での初期設定は、日本語設定に変える程度で済みます。(しかし、意外と日本語設定にする箇所が多く、Windows OSのセットアップ画面の言語設定の有難さを実感しました…) Azureでの仮想マシン構築はIaaSに分類されます。 IaaS : Infrastructure as a Service 1.仮想マシン Windows 10 の構築(Microsoft Azure) 1-1. Azure Portalへのサインイン (1)ブラウザからMicrosoft Azure Portal(https://portal.azure.com/)にアクセスします。 → <1>[アカウント名]を入力します。 → <2>[次へ]をクリックします。 ※アカウント名は、[メールアドレス]、[電話番号]、[Skype]のいずれかを入力します。 (2)<1>[パスワード]を入力します。 → <2>[サインイン]をクリックします。 (3)[はい]をクリックします。 ※今回は、個人のPCを使用しているので[はい]を選択しました。状況に応じてどちらか選択してください。

仮想マシン Windows 10【Azureを使いこなしたい! 1】2023-12-18T12:00:46+09:00

目指せ!WSFC構築 第五章(最終章) ~WSFC構築 後編~

PHOTOGRAPHY ADVICE I GIVE EVERY TIME 0. 目次 【今回の内容】 前回は、WSFCの構築として、クォーラム構成の設定まで行いました。 WSFCによるサーバーの冗長化でアプリケーションを保護することが出来ます。今回はその保護対象のアプリケーションとして、Windows File Serverの機能を保護する手順となります。 CIFSファイルサーバーをクラスター化して、WSFCを機能させます。その後、クライアントPCから、構築したWSFCがきちんと機能しているか確認します。 (例えば、あるユーザーが、大事なデータの入ったサーバーを使用していたとします。しかし、そのサーバーの電源がなぜか突然切れて起動しなくなってしまった…「クラウドも使ってないし、バックアップも保存していなかったー!」等の、トラブルが発生しても、WSFCなら予備のサーバーへバトンタッチする事で、ユーザーは少し待つだけで今までと同じようにサーバーを使用する事が出来るといった働きをしてくれます) WSFC: Windows Server Failover Clustering CIFS : Common Internet File System 【前提事項】 以下のWindows server2019を構築し、ADのドメインに参加していること。 ・Active Directory 1台 ・共有ストレージ用サーバー 1台(iscsiターゲット)※今回はWindows Serverで構築しているためドメイン参加していますが、ドメイン参加しなくともiSCSI接続は可能です。 ・WSFC1号機、WSFC2号機(iscsiイニシエーター 2台) ※WSFCは構成済であること。 また、確認用として、以下のWindows 10を構築し、ADのドメインに参加していること。 ・クライアントPC 1. サーバーマネージャーでの設定 1-1.役割(CIFSファイルサーバー)の追加 (1)WSFC用サーバーのサーバーマネージャーを開きます。 → [役割と機能の追加]をクリックします。 (2)[次へ]をクリックします。 (3)<1> デフォルトのままです。 → <2>[次へ]をクリックします。 (4)<1>デフォルトのままです。 → <2>[次へ]をクリックします。

目指せ!WSFC構築 第五章(最終章) ~WSFC構築 後編~2022-07-01T15:35:33+09:00

目指せ!WSFC構築 番外編 ~仮想マシン構築 Windows10~

PHOTOGRAPHY ADVICE I GIVE EVERY TIME 0. 目次 【今回の内容】 今回のWSFCのフェールオーバーの動作や、共有ファイルの確認にClient PCを用います。 今回のClient PCのOSは「Windows 10」とします。 Windows ServerとWindowsでは設定が異なる部分があるため、こちらでは、「VMware vSphereを用いたWindows 10の仮想マシンの構築手順」を記載します。 1. 仮想マシン Windows 10 の構築(VMware ESXi vSphere Client) 1-1. vSphere Client (v6.7.0)での仮想マシン作成 (1)ブラウザのURL欄にvCenter Serverのホスト名を入力しvSphere Clientにアクセスします。 → [詳細設定]をクリックします。 (2)[URLにアクセスする(安全ではありません)]をクリックします。 (3)[VSPHERE CLIENT(HTML5)の起動]をクリックします。 (4)<1>[vmware-cip-launcherを開く]をクリックします。 → <2>ユーザー名、パスワードを入力します。 → <3>[ログイン]をクリックします。 (5)インベントリ オブジェクト(データセンター・フォルダ・クラスタ・リソース プール・ホストなど)を右クリックし、[新規仮想マシン]をクリックします。 (6)<1>[新規仮想マシンの作成]を選択します。 → <2>[NEXT]をクリックします。 (7)<1>[仮想マシン名]を入力します。 → <2>デフォルトのままです。 → <3>[NEXT]をクリックします。 ※仮想マシン名は、NetBIOS名を考慮して、半角英数字15文字以内を推奨します。

目指せ!WSFC構築 番外編 ~仮想マシン構築 Windows10~2022-05-09T13:00:33+09:00

目指せ!WSFC構築 第四章 ~WSFC構築 前編~

PHOTOGRAPHY ADVICE I GIVE EVERY TIME 0. 目次 【今回の内容】 前回は、Windows Serverのファイルサーバー機能に備わっているiSCSIプロトコルによって共有ストレージを構築しました。これで、WSFC構築のための準備が整いました。 今回と次回で、WSFCの構築を行います。今回は、クォーラム構成の設定まで行います。 WSFCによるサーバーの冗長化でアプリケーションを保護することが出来ます。今回はその保護対象のアプリケーションとして、Windows File Serverの機能を保護する手順となります。 (例えば、あるユーザーが、大事なデータの入ったサーバーを使用していたとします。しかし、そのサーバーの電源がなぜか突然切れてしまった…「クラウドも使ってないし、まだ保存していなかったー!」等の、トラブルが発生しても、WSFCなら予備のサーバーへバトンタッチする事で、ユーザーは少し待つだけで今までと同じようにサーバーを使用する事が出来るといった働きをしてくれます) WSFC: Windows Server Failover Clustering 【前提事項】 以下のWindows server2019を構築し、ADのドメインに参加していること。 ・Active Directory 1台 ・共有ストレージ用サーバー 1台(iscsiターゲット)※今回はWindows Serverで構築しているためドメイン参加していますが、ドメイン参加しなくともiSCSI接続は可能です。 ・WSFC1号機、WSFC2号機(iscsiイニシエーター 2台) 1. WSFC構築 サーバーマネージャーでの設定 1-1.機能の追加 (1)WSFC用サーバーのサーバーマネージャーを開きます。 → [役割と機能の追加]をクリックします。 (2)[次へ]をクリックします。 (3)<1> デフォルトのままです。 → <2>[次へ]をクリックします。 (4)<1>デフォルトのままです。 → <2>[次へ]をクリックします。 (5)[次へ]をクリックします。 (6)[フェールオーバークラスタリング]にチェックを入れます。 (7)[機能の追加]をクリックします。 (8)[次へ]をクリックします。 (9)[必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動する]にチェックを入れます。 ※今回は検証のため、自動で再起動するようにしました。状況に応じてチェックを入れてください。 (10)[はい]をクリックします。

目指せ!WSFC構築 第四章 ~WSFC構築 前編~2022-04-22T11:54:46+09:00

目指せ!WSFC構築 第三章 ~Windows Serverでの共有ストレージ構築~

PHOTOGRAPHY ADVICE I GIVE EVERY TIME 0. 目次 【今回の内容】 前回は、Active Directoryの構築を行い、同じドメインに参加したサーバーの、ユーザーやコンピューターリソースを管理することが出来るようになりました。 今回は、WSFCで使用する共有ストレージ(下図では「NAS」と表記)を用意したいと思います。 その共有ストレージはWindows Serverのファイルサーバー機能に備わっているiSCSIプロトコルによって構築します。※大半は大容量のストレージ専用機器(NASやSAN)を用いるケースが多いのですが、今回は検証のため、低容量ストレージの仮想サーバーに共有ストレージの代役をさせています。 (今回は仮想マシンなので実感湧きにくいですが、実機をご想像ください。iSCSIプロトコルによって、サーバー同士はIPネットワークで共有ストレージに接続出来るようになり、面倒な専用ケーブルでの接続をしなくて良くなります。iSCSIプロトコルによる共有ストレージは、番号を振った仮想ディスク(LUN)を、他のサーバーにレンタルする…といったイメージです) iSCSI: Internet Small Computer System Interface NAS: Network Attached Storage SAN: Storage Area Network LUN: Logical Unit Number 【前提事項】 以下のWindows server2019を構築し、ADのドメインに参加していること。 ・iscsiターゲット用 1台(共有ストレージ用サーバー)※今回はWindows Serverで構築しているためドメイン参加していますが、ドメイン参加しなくともiSCSI接続は可能です。 ・iscsiイニシエーター用 2台(WSFC1号機、WSFC2号機) 1. Windows Serverでの共有ストレージ構築 1-1. 【全サーバー共通】RDP(リモートデスクトップ)接続 ※各サーバーのコンソール画面を開いて、IQNをコピー&ペースト出来るようにします。 (1)<1>[スタートメニュー]を右クリックします。 → <2>[ファイル名を指定して実行]をクリックします。 (2)<1>[mstsc]と入力します。 → <2>[OK]をクリックします。

目指せ!WSFC構築 第三章 ~Windows Serverでの共有ストレージ構築~2022-04-21T11:55:44+09:00

目指せ!WSFC構築 第二章 ~Active Directory構築~

PHOTOGRAPHY ADVICE I GIVE EVERY TIME 0. 目次 【今回の内容】 前回はVMware vSphereを用いて、Windows server2019の仮想マシンを構築しました。 今回は、同じように構築したWindows server2019に、Active directoryの役割を持たせます。(以降は省略名の「AD」で記載します) この役割を持たせると、ADと同じドメインに参加したサーバーのユーザーやコンピューターリソースを管理することが出来て、色々と便利になります。(「縁の下の力持ちなリーダー」的な役割をしてくれます。) AD構築後、以下の仮想マシンをドメイン参加させます。 ・WSFC1号機サーバー 1台 ・WSFC2号機サーバー 1台 (・iscsiターゲット用サーバー 1台)※今回はWindows Serverで構築しているためドメイン参加していますが、ドメイン参加しなくともiSCSI接続は可能です。 ・クライアントPC 1台 【前提事項】 AD用として、Windows server2019を1台構築 【参考】マイクロソフト公式HP Active Directory でデタッチされたクラスター|の展開マイクロソフトドキュメント (microsoft.com) 1. Active Directory(AD)の構築 1-1. サーバーマネージャーでの役割の追加 (1)<1>[スタートメニュー]をクリックします。 → <2>[サーバーマネージャー]をクリックします。 (2)[役割と機能の追加]をクリックします。 (3)[次へ]をクリックします。 (4)<1> デフォルトのままです。 → <2>[次へ]をクリックします。 (5)<1>デフォルトのままです。 → <2>[次へ]をクリックします。 (6)[Active

目指せ!WSFC構築 第二章 ~Active Directory構築~2022-06-19T15:44:47+09:00

目指せ!WSFC構築 第一章 ~仮想マシン構築 Windows server 2019~

PHOTOGRAPHY ADVICE I GIVE EVERY TIME 0. 目次 【今回の内容】 これから何回かに分けて、Windows Server Failover Clustering構築までの手順を記載します。(以降は省略名の「wsfc」で記載します) WSFC構築の第一歩として、まずはサーバーが必要です。 今回は、VMware vSphereを用いて、Windows server2019の仮想マシンを構築します。 まず、VMware vSphere Client画面から仮想マシンを作成します。(中身のない箱が出来たイメージ) その後、Windows server 2019の初期設定を行います。(箱の中身が出来たイメージ) 1. 仮想マシン Windows server 2019 の構築(VMware ESXi vSphere Client) 1-1. vSphere Client (v6.7.0)での仮想マシン作成 (1)ブラウザのURL欄にvCenter Serverのホスト名を入力しvSphere Clientにアクセスします。 → [詳細設定]をクリックします。 (2)[URLにアクセスする(安全ではありません)]をクリックします。 (3)[VSPHERE CLIENT(HTML5)の起動]をクリックします。 (4)<1>[vmware-cip-launcherを開く]をクリックします。 → <2>ユーザー名、パスワードを入力します。 → <3>[ログイン]をクリックします。

目指せ!WSFC構築 第一章 ~仮想マシン構築 Windows server 2019~2022-05-01T16:58:54+09:00
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